
結局、目指しているゴールは
みんな一緒なんじゃないかなって。
新卒採用ユニット リーダー
2017年・新卒入社
キャリアパス
- 2017年/新卒入社、ゲオストア勤務
- 2018年/店長に昇格し、以降3年間店長業務を担当
- 2021年/セカンドストリートへ異動
- 2022年/間接部門へ異動し、広報課・組織開発課での勤務を経験
- 2024年/人財採用課 新卒採用ユニットへ配属
私も、自分の仕事を楽しそうに話せる人間になりたい。
就職活動の時は接客業を志望して、小売やサービス業の会社を中心に説明会などに参加していました。接客業で働きたいと思ったきっかけは、学生時代のパン屋のアルバイト経験にあります。昔から人と会話することが好きで、アルバイトの時も、お客様が自分の提案した商品を喜んでくれる瞬間が大好きでした。だから自分が働く姿を想像した時に、デスクワークをしている姿が想像できなかったんです。
接客業を中心に就職活動を進める中で、ゲオと出会いました。ゲオストアはもちろん知っていましたし、ゲーム・音楽・映画が好きだったので、自分の趣味につながる会社として興味を持ちました。でもそれ以上に入社の決め手になったのは、説明会や面接で出会う社員の方たちの人柄に惹かれたことです。とにかく誰に話を聞いても、すごく前向きに、楽しそうに仕事や会社のことを話してくれました。私もこの会社に入ったら、こんな風に自分の仕事を話せる人になれるかもしれない。自分がゲオで働くイメージが明確になった瞬間でした。


自分だけが成長したって、意味がないんだ。
入社後は、希望通りゲオストアに配属されました。ただ、振り返ってみると、同じ店舗に一年以上在籍したことがほとんどありませんでした。最初は、OJTで配属された埼玉県の店舗で3ヵ月間。次に、本配属となった三重県の店舗で9ヵ月間。そこから東海地区の店舗で店長になり、店長として3年間のキャリアを積みました。その後に、意外にもセカンドストリートという全く違う業態の店舗への異動も経験しました。こう並べてみると大変そうに聞こえるかもしれませんが、とても楽しかったし、自分を成長させることができたと感じています。
その中で、思い出深い経験がいくつもあります。最初に配属された店舗では、何も知らない自分をいつも先輩方が助けてくれました。サポートしてくれた恩をいつか返せるようにと思いながら働いていましたが、返せないまま異動になりました。異動して店長になってからも、助けられてばかりで。もともと「成長したい」という欲求が強い方だと思っていたのですが、考えてみると、自分一人が成長したところで店舗は運営できません。自分も含めた周りのメンバー全員が成長できて、初めていい店舗づくりができるのだと先輩方の姿から思い至ったことは、大切な学びになりました。そうした経験があったからか、全く違う業態のセカンドストリートに異動になっても、お互いの成長を意識して勤めあげることができました。
業務は違っても、
みんな同じゴールを目指している。
こうしてゲオストアやセカンドストリートで約5年間の店舗勤務を経た後に、間接部署への異動辞令をもらいました。配属になったのは広報課です。接客業に興味があってゲオに入社したのですが、電話で広報課への異動を伝えられた時「分かりました、行きます」と素直に返答していました。せっかく新しいことをやらせてもらう機会があるなら、挑戦しなきゃもったいないと、なんだかワクワクしていました。
本部勤務では広報課・組織開発課を経験しました。その中で社内報の制作・配信を主担当として任せてもらえました。今、会社全体が何を考えてどんな方向へ向かっているのか。社内でどんなイベントが行われたか。この部署はどんな業務を行なっているのか。会社のことをいろいろな角度から情報収集し、文章にまとめ上げて全社に発信します。やってみるとこれが楽しくて。文章を書くことが好きという新たな発見もしましたし、なにより、会社のことを今までとは違う視点で理解できるようになりました。過去に店舗で経験してきた仕事の裏には、こんなにも多くの部署の、さまざまな人たちの努力の結晶があるのだと知ったのです。そして、どんな業務も最終的に、お客様に豊かさや楽しさという価値を届けるためにある。やっていることは違っても、目指しているゴールはみんな一緒なんじゃないかと、思うことができたのです。

これからの人生を考える、
きっかけづくりができたら嬉しい。
広報課や組織開発課での経験を経て、人財採用課で新卒採用を担当するようになりました。仕事は文字通り、会社の未来を担う新入社員を獲得することです。年間を通してどんな活動をしていけば、学生にゲオという会社の良さを分かってもらえるのか、頭を悩ます毎日です。インターンシップや会社説明会に多くの学生を集めるには、どんな就職イベントに出展するのが一番効果的なのか。出会った学生の中から、何人を選考に誘引できるのか。その中で、同じチームのリクルーターのみんなにどんな役割を割り振っていくと効果的なのか、全体の計画を考えていくことに苦労しています。
でも、会社の魅力を伝えるという点では、広報の仕事と通じるものがあります。店舗勤務を含めて今までの経験をすべてつなげて、学生に発信をしていく仕事はやはり楽しいです。採用という仕事はもちろん、最終的にゲオへ入社してもらうことが目的です。でも私は、それだけじゃもったいないと感じています。せっかく接点ができて、何かを伝えられる機会を持てたのです。説明会やインターンシップという活動を通して、学生がこれからの人生を考えるきっかけを、何か一つでもつくりたい。参加して良かったと思ってくれれば、こんなに嬉しいことはありません。
お互いの良さで、
弱点を補い合えるようなチームをつくりたい。
今の目標は、まずは目の前の仕事を通じて、採用チームのみんなが成長できる環境をつくることです。最近は、リーダーって何なのか、マネジメントってどういうことなのか、組織ってそもそもどうあるべきかと、考えるようになりました。この先は、自分が想像するリーダー像に一歩でも近づけるように、多くの経験を積んでいきたいです。
私が目指したいリーダー像は、人と人をつなげて、支えられるリーダーなんです。私はもともと、チームのみんなをぐいぐい引っ張っていけるようなタイプではありません。自分が先頭を走るより、メンバーの良さを引き出して、一人ひとりをつなげて、お互いの弱点を補い合えるようなチームが私の理想です。私はそのための、緩衝材のようなリーダーになりたいと思っています。そう思うと、店長をしていた時とあまり変わっていないのかもしれないです。周りのみんなをどうやって巻き込めば、一緒に楽しく成長できるのかなって、いつも考えていましたから。

