
扱う商品がどれだけ変わっても、
楽しんでいただきたい気持ちは変わらない。
2014年・中途入社
キャリアパス
- 2014年3月/中途入社、ゲオ姪浜駅前店にて勤務
- 2014年6月/メディア商品企画課へ異動
- 2015年4月/メディア店舗企画課へ異動
- 2017年6月/メディア商品企画課プロモーションチームへ異動
- 2018年6月/メディア営業企画課へ異動、商品販促チームリーダー
- 2020年4月/統合マーケティング部インストアマーケティング課 へ異動
- 2020年9月/リテール商品課へ異動、イヤホンバイヤー、黒物家電バイヤーを歴任
- 2024年4月/ゲオ営業企画課へ異動
- 2025年5月/ゲオ事業課へ異動
- 2025年6月/TEC家電フォーマット企画課へ異動
年間で500本を超える視聴数を誇る、
映画青年。
大学を卒業した2012年から約2年間のゲオでのアルバイト勤務を経て、2014年に中途入社しました。実は昔から超が付くほどの映画好きで、学生時代は年間で500本ほどの映画を視聴していました。自分なりの感想や評価を書き溜めた手書きのノートは数十冊におよび、就職活動を迎える時期には自然と、映画に関わる仕事がしたいと思うようになっていました。
しかし結局、 当時は映画関連業界への就職は叶いませんでした。それでも諦めきれず、他業界の企業の内定を断ってゲオでのアルバイト生活を選択したんです。その時の店長が「ゲオでも、映画に関わる仕事ができる」と話してくれたことが、希望になりました。ゲオで頑張れば、望んでいた未来に近づけるかもしれないと思ったんです。そうして仕事に集中した結果、社内アイデアコンテストで最優秀賞を受賞し中途入社を決めました。入社後は店舗運営の現場からキャリアを始めたのですが、すぐに商品企画課へ異動になり、売場コーナーの企画立案を任されました。


良いと思ったモノ、
人のためになると思ったモノを勧めて、
相手が喜ぶ顔が見たい。
部署の異動は多い方だと思います。ただ、入社以来ずっとゲオ事業の畑を歩いてきました。2014年に入社してから2020年までの6年間は、映画好きとして「こんな仕事がしたかった!」と思える経験を積むことができました。
企画部署では、さまざまな種類の販促やプロモーションを担当しました。例えば映画のプロモーションのために、メーカーと共同でキャラクターのスタンドPOPや冊子を作成して全国の店舗で展開したり。そうかと思えば、営業企画課に在籍していた時は、アメリカへホラー映画の買い付けにも行きました。知られざる名作を買い付け、ゲオオリジナルのDVDで日本展開するという企画を実行したこともあります。振り返ってみても、楽しい仕事をさせてもらいました。ただ、一つだけ気づいたことがあります。好きな映画に関わる仕事は楽しかったです。でも本当の自分は、良いと思ったモノ、人のためになると思ったモノを 勧めて、相手に喜んでもらうこと に喜びを感じるタイプでした。これは自分にとって、大きな発見でした。
違う会社に転職したかのように、
仕事が変わった。
2020年にリテール商品課に異動しました。当時のゲオは事業の転換期にあり、それまでのDVDやゲームをメインとしたコンテンツのメディアショップから 、店頭で中古スマートフォンや家電製品などを販売するバラエティストア へと大きな業態変化を起こそうとしていました。まるで、違う会社に転職したかのように仕事が変わりましたが、私を含めた当時の仲間たちの雰囲気は、文化祭の前夜のようでした。新しい挑戦にみんながワクワクしていたのです。もともとのゲオの社員に加えて、転職組の経験者の知恵を借りながら、何も分からない中で一つずつ挑戦を繰り返していきました。
私の担当はバイヤーです。イヤホンや、テレビ・オーディオなど黒物家電のバイヤーを歴任し、商品の買い付けに走り回りました。中国などへの海外出張もあり、現地の生産工場を回り、ゲオ社内で企画したイヤホンなどの製造を任せられるパートナー探しに奔走しました。全く畑違いの仕事ですから苦労もしましたが、この経験も、とにかく面白かった。何よりも、自分たちが考えた製品を店頭に並べ、その結果、お客様に満足いただくこと が何より嬉しいのです。扱う商品が違っても、お客様に楽しんで いただくという意味では何も変わらない。入社以来の経験とその時の仕事がしっかりとつながっていることを、実感しました。

さまざまな部署の経験が、
今に活かされている。
2024年から商品に関わる現場を離れ、営業企画としてゲオ全店舗での“売り方の仕組み”を考える仕事を担当するようになりました。例えば、ゲオの店舗で年間を通して、どの時期にどんな商品を並べればいいのか、関連する複数の部署と連携を取りながら、年間の販売計画を立てます。レンタルDVDなどを扱っていた当時に販促企画を考えていた経験とリンクする部分があり、キャリアを活かせる仕事ができている実感があります。しかも現在は、バイヤーとして製品企画や製造の知識も持ち合わせていますから、確かな根拠に基づいた企画ができるのではと思っています。
ゲオの店舗でのリテールへの動きは、これからさらに加速していくと思っています。「何が売れるか分からないから、何でも試してみよう」といった、ある意味で実験に近かった時代から成長を重ね、バラエティ豊かな商品群を扱う店舗へと変わってきています。しかし、関わる全員が、今の状態を成功とは捉えていません。この先も変化を続けていくという思いで、目の前の課題に取り組んでいます。
グローバル視点で仕事を考えることが、今は楽しい。
今後はやはり、グローバル視点で仕事をしていきたいと考えています。それは、海外赴任して働くという意味だけでなく、日本だけでなく海外でも通用する企画や仕組や商品を日本から送り出すということでもいいんです。関わり方には拘っていませんが、世界のお客様に楽しんでいただく店舗を自分たちで生み出せると、すごく楽しいんじゃないかと思うんです。
私は結局、小売が好きなんだと思います。原点は店舗での仕事にあります。営業企画を考える際にも、もし自分が店舗にいたとして、この商品をお客様に勧められるか、それでお喜 びいただけるかという点を いつも考えます。目の前の相手に好きなものを勧めて、喜んでもらいたいという気持ちが、ずっと変わっていないのだと思います。

