グローバルBPR推進部 川口 圭司

想像もしていなかった経験が、
新しい自分に気づかせてくれた。

川口 圭司
グローバルBPR推進部
GM
2005年・中途入社
Career Path

キャリアパス

  • 2005年/中途入社/セカンドストリートで勤務開始し数年後に店長昇格
  • 2010年/AM(エリアマネジャー)に昇格/関東地区を中心に各エリアのAMを歴任
  • 2016年/事業企画課配属/ゲオアカデミー設立、チームの一員として人財育成 を1年間担当
  • 2017年/店舗運営の現場でZmgr(ゾーンマネジャー)、運営統括Mgr(マネジャー)を歴任
  • 2023年/査定システム企画課Mgrに就任
  • 2025年/グローバルBPR推進部GM(ゼネラルマネジャー)に就任
01
転職のきっかけ

転職して初めて、
仕事が楽しいと思える瞬間に出会えた。

前職は商社の管理部門で働いていました。当時は20代半ばくらいの年齢でしたが、管理部門のスタッフとして営業部門のベテラン社員と難しい折衝が必要な場面も多く、コミュニケーションに苦心していました。そこで、休日はストレス解消を兼ねてセカンドストリートに通っていたのですが、ある時「好きな物に囲まれて働くって、楽しいんだろうな」と思ったんです。自分も学生時代から古い物が好きで、フリーマーケットで掘り出し物を探すことが好きでしたから。それで、26歳の時に転職を決めました。

配属先は千葉県のセカンドストリートでした。店舗の仕事は楽しかったです。店頭で買取した商品を、どう陳列したらお客様に喜んでもらえるか。商品同士を関連づけて陳列したら魅力が伝わるんじゃないか。自分で考えて、実際に試して、その結果お客様に手に取ってもらい、笑顔で帰っていただく。仕事が楽しいと思えたのは、実は、この時が初めてだったかもしれません。

転職のきっかけ
転職のきっかけ
02
キャリアの変遷

コミュニケーションを乗り越えた先にある達成感が、
自分を成長させてくれた。

入社してから現在まで、本当にさまざまな経験を積みました。店舗のいちスタッフとしてスタートし、数年後には店長になり、その数年後にはエリアマネジャーという役職に就きました。キャリアのステップ毎に果たすべき役割が変化し、その度に新しい大変さや面白さに出会えました。例えば店長になると「自分がどうしたいか」よりも「チームのみんなにどう動いてもらうか」が、仕事の目的になります。エリアマネジャーとして複数店舗に責任が及ぶようになると、対象メンバーはさらに広範囲になります。大切なのは、一人ひとりと丁寧にコミュニケーションを交わし、目指すべき店舗の姿を共有し、そのために必要な日々の行動に納得してもらい、全員の意識を統一させることです。

これって、すごく難しいことです。メンバーの個性を把握しながら、どんな接し方をすればその人のベストパフォーマンスを引き出せるのか、試行錯誤の連続でした。正直にお話すると、私は人とのコミュニケーションって本当は苦手なんです。しかし、いいメンバーに恵まれたおかげで、チームの連帯感を生み出せた瞬間が多々あり、コミュニケーションを乗り越えた先にある達成感を感じられたことは、自分にとって大切な経験になりました。

03
転機になった仕事

会社の未来を担う人財を育成する。
未知の領域への挑戦。

エリアマネジャーを7年間務めた後、事業企画課という部署に異動し初めて店舗運営の現場から離れました。与えられたミッションは、会社の未来を創る人財育成のための「ゲオアカデミー」の設立チームの一員として、カリキュラム作成と講師を担うことでした。当時のゲオはレンタル事業の転換点にあり、新たな事業創造など未来を担う人財の育成を急務としていたのです。

しかし、私には人財育成の経験なんてありません。カリキュラム作成といっても雲を掴む様な話で、苦心の連続でした。ヒントを探してインターネットから書籍まで情報を求め、チームで話し合い、一つひとつのカリキュラムを定義していきました。その中には、とある高校で生徒とディスカッションし、どうしたら意見を引き出せるファシリテーションができるかといった実践的な内容もありました。そして、1年という時間をかけて予定通りのカリキュラムを終えた時、自分の中に新たな視点が生まれていることに気づきました。店舗運営の現場ではなく、少し離れた位置から「人財とはどうあるべきか」をとことん突き詰めた結果、組織とは何か、そもそも我々は誰に対してサービスを提供しているのか、根源的な視点から仕事を考えるようになったのです。

転機になった仕事
04
現在の仕事内容・やりがい

国内、海外問わず広い視点でシステムの標準化に挑む。

アカデミーの経験の後、さらに複数の部署で経験を積み、現在はグローバルBPR推進部のゼネラルマネジャー を担当しています。ここでのミッションは、ひと言で表すとセカンドストリートにおける買取査定システムと真贋システムの標準化です。

私たちはリユース品を扱う企業です。そこで難しいのは、リユース品のチェーンストアとして、どこの店舗でも同様の商品が同じ価格帯で販売されている状況をつくることと安心してお買い上げいただける商品を提供することです。もし店舗によってサービスが違ってしまえば、お客様との信頼関係が成り立ちません。買取査定システムや真贋システムの標準化が進めば、どの店舗に商品を持って行っても同じサービスを提供できるようになります。同様に、グローバル規模でもサービスが統一化されるのです。

これにより、一つは店舗で働くスタッフの負荷を軽減すること、もう一つはセカンドストリートの個性のさらなる確立を目指しています。もちろん現在でも同様のシステムが稼働していますが、新たな課題を解決してシステムの精度を高めていく活動を行っています。私はゼネラルマネジャー として、店舗運営部や商品部などの関連部署と協議を重ね、システムが向かうべき方向を統一するための意見調整をはかっています。システムが適切な形で進化を重ね、現場で頑張るスタッフから「使いやすくなった」「仕事が楽になった」という声を聞けた時が、一番やりがいを感じる瞬間です。

05
これからの目標

システムアップデートを継続しながら、
5年先の未来も見据えて。

システムというのは日進月歩の世界ですから、現在稼働中のシステムですら5年後には陳腐化します。店舗での買取方法も、さらなる最適化を求めて進化を続ける必要があります。そのために未来を見据え、例えば5年後の未来像を創ることが自分の大きな役割だと考えています。海外店舗もさらに拡大します。 AIという技術にどう向き合うかという命題もあります。現在の部署で果たすべき役割は大きく、近い未来の課題に対する模索を続けていくことが、今の目標です。

特にグローバル視点で考えると、現在のシステムが世界中のお客様に安心できるサービスを届けられるものになっているかというと、進化が不足していると考えています。この大きな目標に向かい、常にバージョンアップを重ねていくことが一番のミッションです。

これからの目標
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