河野 千明
Chiharu Kouno
セカンドストリート事業部 セカンドストリート商品課 リユース査定
2016年新卒入社
商品の真贋を見極めるスペシャリストとして。

商品の真贋を見極める
スペシャリストとして。

全国のセカンドストリートで買取られた商品が、二次検品を受けるために集められる場所。それが、私が所属する商品課です。商品は、北は北海道から南は沖縄まで、全国660以上ある店舗から膨大な量が集まります。そのため様々なブランド品に触れられることや、市場でどのようなブランドが人気を集めているかが手に取るように分かります。一方でリユースという業態の特性上、店舗に集まる商品の中には偽物が混在します。そうした商品の「真贋」を見極める仕事を担当しています。特に力を入れているのが、偽物の混入を避けるためのノウハウの共有です。真贋を見分けるスペシャリストとして本物か偽物かを判断するポイントを常に研究し、マニュアルにまとめて全国の店舗に配布します。

今は自分の力を磨くより、全員の助けになりたい。

今は自分の力を磨くより、
全員の助けになりたい。

商品課に配属された最初の2年は「真贋を見極める目」をひたすら磨きました。現在は、全国に配布するマニュアルの見やすさや使いやすさの精度を上げる運用業務を担当しています。店舗にはベテラン社員からキャリアの浅いアルバイターまで様々な人が働いています。目標は、人の力量に違いがあっても買取りの際にマニュアルを参照すれば、全員が素早く正確に判断できるようになること。そのために解説は短く、分かりやすい表記で、写真を多用した作成を心がけています。ゆくゆくはマニュアルをアプリ化し、タブレット端末で見られるようにしたいと考えています。試行錯誤が続きますが、自ら考案した運用方法が全国の店舗に波及する。それほど大きな仕事を任されていると感じています。

ファッション好きが高じ仕事にしたいと思った。

ファッション好きが高じ
仕事にしたいと思った。

ファッションが好きな両親に影響を受け、子どもの頃から様々なデザインの服を見ることが好きでした。週末になれば家族でショッピングセンターに出かけ、上下くまなく店舗を見て回る子どもでした。就職活動を迎えるとアパレル関係を目指しましたが、その中でも多種多様なブランドを扱うことができるセカンドストリートという業態に惹かれました。入社から1年半は店舗で実務を学び、現在の部署には裏方の業務を希望したことで異動になりました。休日に出かけた際には、興味の有無に関わらず様々なブランドショップに足を運びます。ファッションが好きであることは子ども時代から変わっていませんが、現在は完全に市場調査。仕事目線になっています。

目の前の仕事を
全うしたい。
次の道が
拓けるまで。

担当する真贋マニュアルの運用の効率化という仕事は、まだ道半ばです。それ以上に商品課での仕事にやりがいを感じているため、継続して取り組みたいと思っています。現在はマニュアルのアプリ化を目指し、社内のシステム担当の方や関連部署の方と相談を重ねる毎日です。この仕事をやり遂げることに集中しているため、あえて先のことは考えていません。様々な部署の人と接する機会が増えたことで多様な仕事があることを知りましたし、商品部とは180度異なる仕事も興味深い。コスメ商品などを扱うビューティー部門にも密かに惹かれています。ジャンルは何であれ働く人たちの仕事を楽にしたい、人の役に立つ仕事をしたい。今後新しい部署に配属になっても、このスタンスは揺るがないと思っています。