風見 沙依
Sae Kazami
ゲオネットワークス SE・テスター
2018年新卒入社
ゲオグループに不可欠のシステムを支える。

ゲオグループに不可欠の
システムを支える。

POSシステムをご存知でしょうか。ゲオショップのレジを想像すると分かりやすいのですが、あのレジを「POSレジ」と言います。レジ機能を含め、在庫管理機能などの店舗運営に欠かせないシステムの総称を「POSシステム」と呼びます。POSシステムは常に機能の改修を行います。分かりやすい例で言うと、消費税です。商品やサービスなどの金額を計算するレジにおいて、税率が変われば即対応が必要になります。その際に税額通りの計算ができるようにPOSシステムを改修するのです。こうした世の中の動きに合わせた大掛かりな改修だけでなく、業務変更に伴う改修要望への対応も多くあります。その際のシステム改修にあたるのが、私が所属するゲオネットワークスで行っている業務の一つなのです。POSシステムは約2000店舗で稼働しています。もしバグなどが発生すればグループに与える影響は計り知れません。責任が大きいため、グループを支えているという手応えを日々感じています。

システムを全国にリリースする前の最後の砦。

システムを全国にリリース
する前の最後の砦。

ゲオネットワークスにおいて品質管理チームに所属しています。その中でテスターと呼ばれる業務を任されていますが、その名の通り「テストをする」のが仕事です。例えば「値札シールを発行・出力したときに税込み金額を併記する」という改修指示があったとします。その指示を受けてシステムエンジニアのチームが機能を追加。正確にシステムが作動するかどうかを全店舗へのリリース前にチェックするのが、我々テスターの役割です。テスト環境には店舗と同じ機器を揃え、店舗と同じ作業を繰り返し、バグが出ないかを徹底的に調べます。こうした改修は常時実施。何百ものテスト項目を自分たちで考え、リリースしても問題ないと言えるまでテストを繰り返します。決して楽な作業ではないですが、テスターはいわば品質の最後の砦。手は抜けません。

ゲームを作る側になりたかった学生時代。

ゲームを作る側に
なりたかった学生時代。

ゲーム好きが高じて、学生時代は情報系の学科を専攻しました。プログラムを組んだ経験もあり、ゲーム製作者を目指して就職活動をしていました。ところが当社に出会ったことで目指す方向が変わりました。ゲームなどのメディア事業に加え、リユース事業など多彩な事業展開をする当社の「挑戦できる環境」に惹かれたのです。入社後はゲオショップに配属になり、ゲーム販売の仕事の楽しさを知りました。システム改修に関わる現職に変わってからは、店舗で何気なく使っているシステムが、多くの人の努力で支えられていることを再認識。知らなかった事実と出会うたびに自分の世界が広がる面白さも感じています。

この先も、
どんな仕事に
出会えるか
分からないけど。

将来のキャリアについてはまだ明確にイメージできていませんが、システム改修に伴う業務には大きなやりがいを感じています。おそらく縁の下の力持ちのようなポジションが自分に合っているのでしょう。また、1つ1つ課題をクリアして改善していく過程が、ゲームの攻略に近しい部分があって面白いのかもしれません。品質管理チームで日々テスト業務に携わる中で、今後は品質向上にひと役買える仕事にも挑戦したいと思っています。例えば、開発エンジニアがつくる資料のフォーマットを作成して業務負荷を軽減する。そんな些細なことも品質向上の一歩として積み重ねていきたいのです。新しいことに挑戦すること、変化していくことは自身の成長でもあります。目の前の仕事に全力を尽くしながら、挑戦できる環境を貪欲に求めていきたいと思っています。